「日本で使用しているスマホはバンクーバーでも使える?」
「ワーホリでおすすめの格安SIMを教えて!」
はじめてワーホリに行く際、スマホの契約をどうすればいいかわからない人も多いですよね。
現地に到着してからGoogleマップで道を調べたり、家族に到着の連絡をしたりと、インターネットがないと困るものです。
私は2019年にバンクーバーで1年間ワーホリを経験しました。
そのときは日本のスマホを持参して、一番おすすめの格安SIMの「PhoneBox」を契約して使っていました。
そこで本記事では、バンクーバーワーホリで日本のスマホを使う方法とおすすめのSIMカード「PhoneBox」について詳しく解説します。
- SIMカードとeSIMの違いがわかる
- なぜPhoneBoxがおすすめなのかがわかる
- 現地到着後にSIM契約が済んだ状態でワーホリをスタートできる
バンクーバーでスマホの利用について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
日本のスマホをバンクーバーで使う方法
日本のスマホはバンクーバーで使えるのか気になりますよね。
結論から言うと、使えます。
日本のスマホをバンクーバーで使うにはいくつか方法があります。
また、今のスマホの契約状況によって出発前にやるべきことが異なるため、詳しく解説していきます。
バンクーバーでスマホを使う方法は3種類
バンクーバーでスマホを使う方法は、以下の3種類があります。
- 現地のSIMを契約する
- ポケットWi-Fiをレンタルする
- 海外ローミングを使う
それぞれの特徴は以下の通り。
「現地のSIMを契約する」は、現地の通信会社に契約してスマホを利用する方法です。
私たちが日本で通信キャリアや格安SIMを契約するのと同じように、現地の通信サービスを利用することです。
「ポケットWi-Fiをレンタルする」は、携帯型のWi-Fiをレンタルしてネットに接続する方法です。
ただし、ポケットWi-Fiは充電と持ち歩きの手間がかかるのと、現地のSIMカードに比べて利用料が割高な傾向にあります。
短期間の旅行なら使い勝手が良いですが、長期滞在のワーホリには不向きなので、あまりおすすめではありません。
「海外ローミングを使う」は、日本の通信キャリアで提供している海外ローミングを利用し、現地でネットを使う方法です。
日本の通信キャリアのまま海外で使用できますが、料金プランが「1日いくら」のような設定が多く、利用料が高額になる可能性があるためおすすめできません。
日本のスマホをバンクーバーで使うには3つの方法がありますが、ワーホリなら「現地のSIMを契約する」方法をおすすめします。
理由をもう少し詳しく見ていきましょう。
長期滞在のワーホリならSIM契約がおすすめ
長期滞在のワーホリなら、現地のSIMを契約するのがおすすめです。
なぜなら、現地のSIMを契約した方がコストパフォーマンスが良いからです。
| 1日あたりの料金相場 | 1ヶ月あたりの料金相場 | |
|---|---|---|
| 現地のSIMを契約 | – | 3,000円〜7,000円 |
| ポケットWi-Fi | 約600円〜 | 18,000円〜 |
| 海外ローミング | 約980円〜 | 29,400円〜 |
上記の表の通り、現地のSIMを契約する方が圧倒的にお得です。
なので、長期滞在のワーホリは、現地のSIMを契約することを推奨します。
出発前にやっておくべき手続き
現地のSIMを契約するには、日本にいる間にやるべき手続きがあります。
それが以下の2パターンです。
- パターン①:契約中の通信キャリアを解約する
- パターン②:契約中の通信キャリアを一時休止・番号保管する
ほとんどの方は、上記のどちらかを行う必要があります。
契約中の通信キャリアを解約するパターンは、完全に契約を終了することです。
なので、解約した次の月から通信料はかかりません。
ただし、電話番号を失うというデメリットがあります。
つまり、帰国した後に同じ電話番号は使えないということです。
もし帰国後も同じ番号を使いたい方は、「一時休止・番号保管」の選択肢があります。
月額数百円の維持費がかかりますが、回線を停止して番号を保管しておいてくれます。
そのため、帰国後に同じ番号を再利用できるということです。
バンクーバーでSIMカードを契約するには、現在の通信キャリアの解約もしくは一時休止・番号保管の手続きを行っておく必要があるので、忘れないようにしましょう。
また、もしスマホが「SIMフリー」ではない場合、「SIMロック解除」をする必要があるので、事前に確認してください。
SIMロックとは、特定の通信キャリアのSIMカードしか利用できないようスマホに制限がかけられていること
ただし、2021年10月以降に発売された端末はすべて「SIMフリー(SIMロックなし)」なので、それ以降に購入した方はSIMロックを解除する必要はありません。
SIMカードとeSIMの違い
「そもそもSIMカードのことをあまり理解していない。最近eSIMって言葉をよく聞くけど、何が違うのかわからない。」
こんな悩みを持っている方もいるのではないでしょうか。
SIMカードは、端末(スマホ)に直接ICチップカードを指して通信サービスを利用することです。
一方、eSIMは端末(スマホ)に内蔵されたチップでプロファイルをダウンロードして通信サービスを利用することです。
| SIMカード | eSIM | |
|---|---|---|
| 形状 | 物理的なICチップカード | 端末に内蔵されたICチップ |
| 利用方法 | 端末にカードを差し込む | オンラインでプロファイルをダウンロード |
| 契約 | 郵送・店舗受け取り | オンライン手続き |
| 開通目安 | 数日かかる | 最短即日 |
プロファイル(APN構成プロファイル)とは、スマホの通信設定をまとめた設定ファイルのこと。
設定ファイルをeSIMにダウンロードすることで、インターネットに接続し、モバイルデータ通信が使えるようになります。
SIMカードは端末に差し込むだけなので、簡単に利用を始められます。
ただし、開通に数日かかったり、カードが小さくて紛失のリスクがあったりするのが難点です。
一方、eSIMは契約も設定もすべてオンラインで完結するので非常に便利です。開通も最短即日ですぐに使えます。
ただし、eSIMに対応している端末でないと使えませんので、確認が必要です。
SIMカードとeSIMは、物理的なICチップカードの差し込みがあるかないかが大きな違いです。
自分が使いやすいと思った方を選ぶと良いでしょう。
バンクーバーワーホリにおすすめの格安SIMは「PhoneBox」一択!
バンクーバーのワーホリにおすすめの格安SIMカードは「PhoneBox」です。
PhoneBoxは「ワーホリ・留学生の支持率No1」の携帯会社で、ワーホリで使っている人が多い印象です。
実は私もバンクーバーのワーホリで「PhoneBox」を利用していました。

- 最安価格
- 契約期間の縛りなし
- eSIM対応
- 現地日本人サポートあり
- 契約・解約手数料0円
- マンスリープランとプリペイドプランから選べる
| データ容量/月 | 料金/月 |
|---|---|
| 20GB | 30ドル(約3,230円) |
| 75GB | 35ドル(約3,768円) |
| 100GB | 40ドル(約4,305円) |
| 120GB | 55ドル(約5,920円) |
※1カナダドル = 約107円(2025年10月16日時点)
- カナダ現地で使用できる電話番号
- カナダ国内&国際通話無制限
- カナダ国内&国際SMS無制限
- 国際通話1000分無料
- eSIM利用可能
- データシェアリング(Hotspot)
- Voicemail(最大35分まで)
※電話番号はカナダ時間の開通日にメールで知らされます
まず、PhoneBoxはコスパが良いです。
最安だと20GBで30ドル(約3,230円)から利用でき、契約・解約手数料が無料なのが嬉しいポイントです。
そして、契約期間の縛りがないため、帰国日に合わせていつでも解約できます。
さらに、現地の日本人サポートもついているのが安心です。
実際に店舗に行ったことがありますが、日本人スタッフがいるので英語が苦手な状態でも安心して相談できます。
PhoneBoxはメリットが多くておすすめの携帯会社ですが、注意点もあります。
マンスリープランを利用する際に、1GBのデータ超過につき15ドル+tax(消費税)がかかる点は注意しておきましょう。
例えば、20GBのマンスリープランを使用していた場合、20GBを0.1MBでも超えると、その月の請求は35ドル+tax(消費税)になります。
知らない間にデータを超過していて高額な料金を支払うことになりかねないので、PhoneBoxのアプリからこまめなデータ管理が必要です。
SIMカードは日本で購入すべき?現地で購入すべき?
「SIMカードって出発前に日本で購入した方がいいの?それとも現地に到着してから購入した方がいいの?」
そんな疑問を持つ方もいるでしょう。
結論から言うと、日本でSIMカードを購入するのがおすすめです。
その理由は、日本でSIMカードを購入すれば、現地到着後すぐに使えて便利だからです。
現地でSIMカードを購入する場合、店舗を探して契約しに行く手間や時間がかかります。
慣れない土地で店舗を探すことさえ一苦労なので、事前に済ませておく方が安心です。
また、PhoneBoxの場合は店舗が「ダウンタウン(中心街)」にしかないため、空港に到着してすぐ購入できるわけではありません。
以上のことから、SIMカードは日本で購入しておくのがおすすめです。
現地の店舗にも日本人スタッフがいるので、もし困ったことがあれば直接相談できます。
まとめ|お得にSIMを契約してワーホリをスタートしよう!
日本で使用しているスマホは、バンクーバーのワーホリでも使えます。
現地でスマホを使うなら「SIM契約」がおすすめです。
ポケットWi-Fiや海外ローミングと比べてコストパフォーマンスが良いからです。
また、バンクーバーのワーホリでおすすめのSIMカードは、PhoneBox。
- データ容量と料金のバランス
- 契約・解約手続きの手軽さ
- 日本語サポートの有無
これらを加味すると、ワーホリに行く人に最適なSIMカードだといえるでしょう。
お得にSIMカードを契約して、良いワーホリをスタートしてください^^
また、バンクーバーワーホリで必要な準備を知りたい人は、【期間別】バンクーバーワーホリに必要な準備を4ステップで徹底解説!をご覧ください。


