「語学学校の数が多すぎて、どこを選べばいいかわからない。」
「本当に英語力を伸ばせるのかな?」
バンクーバーには数多くの語学学校があり、どこに通うべきか迷う方は少なくありません。
どの学校を選ぶかによって英語の上達度が変わり、その後のワーホリ生活にも大きく影響します。
私は2019年に1年間、バンクーバーでワーホリを経験しました。
その実体験をもとに、本記事では「バンクーバーのワーホリで失敗しない語学学校の選び方」を徹底解説します。
- 自分に合った語学学校の選び方がわかる
- 最適な学校を選ぶことで、ワーホリに対する不安を解消できる
ワーホリを成功させるには語学学校選びが重要です。
そもそもワーホリで語学学校に行くべき?
留学経験がない方や英語に自信がない方は、語学学校に通うことをおすすめします。
- 理由①:英語で話す機会を作れるから
- 理由②:友達と現地情報を共有できるから
英語力を伸ばすには、「英語を話す環境」を作ることが欠かせません。
もちろん、職場や「ミートアップ」と呼ばれる交流会などで英語を使う機会はありますが、英語初心者にとっては少しハードルが高いものです。
そのため、まずは語学学校で英語を話す場を作るのが、最も手軽で安心な方法になります。
また、ワーホリ渡航初期は、現地の生活に慣れるまでわからないことも多くあります。
語学学校で友達を作れば、以下のようなリアルな情報交換ができる点も大きなメリットです。
- 家の探し方や注意点
- 仕事の探し方やおすすめの仕事
- 普段通っているおすすめの美容院
- おすすめの観光スポット
- 食材が安いスーパーマーケット
こうした「人から得られる一次情報」は、ネットでは得られない貴重なものです。
英語を学ぶだけでなく、友達作りや情報収集の面でも、語学学校に通う価値は大きでしょう。
【失敗しない】バンクーバーワーホリで語学学校を選ぶ6つのポイント
「バンクーバーの語学学校をどういう基準で選べばいいのかわからない」と悩みますよね。
自分に合った語学学校を選ぶには、次の6つのポイントを押さえましょう。
- 学校の規模
- 学校の特徴(コース・授業内容)
- 日本人比率
- アクティビティの豊富さ
- 学校の立地
- 料金
それぞれ詳しく解説していきます。
学校の規模
語学学校には「大規模」と「小規模」の2種類があり、それぞれに特徴があります。
- 生徒数が多く、友達を作る機会が多い
- アクティビティが豊富
- 先生や授業が合わない場合でも、他のクラスに変更できる可能性がある
- クラスの人数が多く、発言の機会が少なくなりやすい
- アットホームな雰囲気で、先生や生徒との距離が近い
- 少人数制のため、発言のチャンスが多い
- 他の生徒と深い関係を築きやすい
- アクティビティが少ない場合がある
どちらにもメリット・デメリットがあるため、「何を重視するか」によって最適な学校は異なります。
語学学校を選ぶ前に、自分が最も重視したいポイントを明確にしておくと、後悔のない選択ができるでしょう。
学校の特徴(コース・授業内容)
学校によって、力を入れているコースや提供している内容は異なります。
例えば、スピーキング特化コース、ビジネス英語、試験対策のほか、バリスタやヨガなどの専門分野を学べるコースもあります。
また、授業数が多い学校・少ない学校があるほか、EOP(English Only Policy:母国語禁止)を導入している学校もあります。
自分の目的に合ったコースを選ぶには、「どんな英語を学びたいのか」「何を目指したいのか」を明確にしておくことが大切です。
日本人比率
日本人比率が低い学校の方が、英語力を伸ばしやすい傾向にあります。
日本人が多い学校では、その分日本語を使う機会が増えてしまう可能性があるためです。
バンクーバーは比較的日本人が多い都市のため、どの学校にも一定数の日本人が在籍しています。ただし、学校によって日本人比率が低いところもあります。
また、日本人比率は時期によって変動する点にも注意が必要です。
語学学校が公表しているデータはあくまで目安として参考にしましょう。
実際に「日本人が少ない」とされる学校でも、夏休みなどの長期休暇シーズンには留学生が増えることがあります。
とはいえ、最も大切なのは環境よりも自分の意思です。
日本人の割合に関係なく、積極的に英語でコミュニケーションを取る姿勢が英語力向上につながります。
もし英語で話す環境を徹底したい場合は、EOP(母国語禁止ルール)を導入している学校を選ぶのがおすすめです。
アクティビティの豊富さ
放課後や週末のアクティビティが充実している学校では、友達を作りやすく、英語を使う機会も増えます。
例えば、
- 放課後にスケートを楽しむ
- ハロウィンパーティに参加する
- 週末に観光スポットへ出かける
といったイベントが代表的です。
また、イベント系のほかに、少人数レッスンや履歴書の書き方・面接対策などを行う学校もあります。
一般的に、大規模な語学学校ほどアクティビティの種類が多く、参加する生徒数も多い傾向にあります。
英語力を伸ばすためには、授業以外の時間にどれだけ英語を使う機会を持てるかが重要です。
学校の立地
生活面から見ると、学校の立地も大切な選択基準の1つです。
アクセスが悪い場所にあると、通学が大変になってしまうためです。
具体的には、「どの地域に学校があるか」「最寄駅からの距離」を確認しておきましょう。
駅から近い学校の方が通学しやすく、天候が悪い日でも負担が少なくなります。
通学の利便性だけでなく、周辺の治安や生活環境も含めて検討することが大切です。
料金
語学学校を選ぶ際は、料金も重要なポイントです。
費用の相場は、週あたりおよそ300〜500ドルです。
できるだけ費用を抑えたいと考える方も多いと思いますが、価格が極端に安い学校には注意が必要です。
理由は、サポート体制や授業の質が十分でない場合があるためです。
最も大切なのは、その学校に通うことで英語力をどれだけ伸ばせるかという点です。
学校の特徴と自分の目的・性格を照らし合わせ、料金だけでなく総合的に判断するようにしましょう。
ワーホリで語学学校に何ヶ月間通うべきか
日常英会話を身につけるだけであれば、6ヶ月間も語学学校に通う必要はないと私は考えています。
- 理由①:英語初心者でも日常会話ができるレベルにはおよそ3〜4ヶ月で到達できるため
- 理由②:学校で学ぶよりも、仕事やプライベートで実際に英語を使う時間を増やす方が上達しやすいため
一般的に、英語初心者が日常会話を習得するまでの期間は、3〜4ヶ月が目安になります。
実際、周囲のワーホリ経験者は2〜3ヶ月間だけ通学していた方が多いので、4ヶ月以上通う方は、やや長めのケースといえます。
ある程度英語の基礎が身についたら、実践の場で使うことが何より大切です。
例えば、実際に働いてみたり、プライベートで人と交流する機会を増やしたりすることで、英語力はさらに伸びます。
- 英語に自信がない方:3〜4ヶ月間
- 少し話せる方:1〜2ヶ月間
学校に通う期間に悩んだら、上記を目安にするのがおすすめです。
まとめ|ワーホリで語学学校選びは重要
ワーホリで語学学校選びは非常に重要です。
語学学校での取り組み方によって、その後の生活に大きな影響を与えます。
英語を上達させることができれば、仕事の獲得もスムーズになるでしょう。
語学学校を選ぶ際は、以下のポイントを押さえて後悔のないワーホリ生活につなげてください。
- 学校の規模
- 学校の特徴(コース・授業内容)
- 日本人比率
- アクティビティの豊富さ
- 学校の立地
- 料金
また、バンクーバーワーホリで必要な準備を知りたい人は、【期間別】バンクーバーワーホリに必要な準備を4ステップで徹底解説!をご覧ください。


