「ワーホリの渡航費をできる限り安く抑えたい。」
「おすすめの格安航空券の検索サイトや安く買うコツを教えて!」
ワーホリの初期費用の中で大きな割合を占める渡航費は、なるべく安く抑えたいもの。
しかし、安く買う方法を知らなければ、割高な価格で購入してしまう可能性があります。
私は2019年に1年間バンクーバーでワーホリを経験しました。
安い時期や日にちを選んだことで、片道10万円以下で渡航することができました。
そこで本記事では、「バンクーバーのワーホリで航空券を安く買う方法と格安検索サイトを3つ」解説します。
- 日本からバンクーバー行きの航空券の相場がわかる
- バンクーバー行きの航空券を安く買う方法がわかり、お得に渡航できる
ワーホリの初期費用をできるだけ安く抑えたい方は、ぜひ参考にしてください。
日本からバンクーバーまでの航空券の相場
日本からバンクーバーまでの航空券の相場は、LCC(格安航空会社)やフルサービスキャリアによって変わります。
以下が主な相場です。
| 航空会社 | 種別 | 片道料金(最安値) |
|---|---|---|
| ジップエア | LCC(格安航空会社) | 3万〜7.5万円 |
| エアカナダ | フルサービスキャリア | 8.2万〜12.5万円 |
| JAL/ANA | 24.5万〜26.8万円 |
※2025年10月調査時点
※2025年10月〜2026年9月の最安値幅
航空会社ごとに価格が異なるのは、複数の要因があるからです。
例えば、LCC(格安航空会社)は機内食や受託手荷物、座席指定などをすべて有料オプションにすることで、運賃を極限まで下げています。
一方、エアカナダやJAL、ANAなどのフルサービスキャリアは、これらのサービスを含んだ価格になっているため、コストが高くなっているのです。
航空券は価格だけを見るのではなく、どんなサービスが含まれているのかを確認することも重要です。
バンクーバー行きの格安航空会社
日本からバンクーバー間で運航している格安航空会社は、ジップエア(ZIPAIR)のみです。

ジップエアは、2020年6月に営業を開始したJALの子会社で、国際線中長距離LCCです。
東京からバンクーバーまでの価格を調べてみると、片道料金の最安値はなんと約3.3万円。(2025年11月の最安値)

ただし、この料金には機内食や座席指定、受託手荷物などのオプションがついていません。
もし追加でオプションをつける場合、以下の追加料金が発生します。
- 座席指定:2,000円〜8,000円
- 受託手荷物(1個あたり30kg以内):11,000円
- 機内食:1,200円〜3,000円
- アメニティセット:2,500円
オプションをつけた場合、航空券代に1万〜2万円ほど追加で必要になると考えておくといいでしょう。
ジップエアは、コスパ重視の方におすすめです。
バンクーバーのワーホリでおすすめ!格安航空券の検索サイト3選
バンクーバー行きの格安航空券を探したいなら、以下の3つの検索サイトを利用するのがおすすめです。
それぞれ詳しく見ていきましょう
スカイスキャナー(Skyscanner)

- 世界1,200以上の航空会社や旅行代理店の航空券を比較検索できる
- 燃油サーチャージや空港使用料などを含んだ総額表示でわかりやすい
- 検索結果からそのまま航空会社や代理店のサイトで予約できる
検索画面では、日ごとの最安値やフライト時間、経由地の有無などを一覧で比較できるので、非常に便利です。

また、複数空港の同時検索や手荷物、座席クラスの細かな条件指定ができるため、希望に沿った航空券を効率よく探せます。
最安値で航空券を探したい方や手早く複数の便・価格を比較したい方におすすめです。
エクスペディア(Expedia)

- 航空券やホテル、ツアーなどを一括で予約できる世界最大級のオンライン旅行予約サイト
- 400社以上の航空会社の空席状況をリアルタイムで確認できる
- 航空券とホテルのセット予約で割引が受けられる
エクスペディアの検索画面も、日ごとの最安値やフライト時間、経由地の有無を一覧で比較できます。

また、エクスペディアは24時間365日の日本語カスタマーサポートもあるので、初めての渡航でも安心です。
航空券とホテルのセットで購入を考えている方は、特にお得に予約できるでしょう。
エアトリ

- JALやANAなどの大手航空会社からLCCまで多様な航空券を取り扱っている
- 日本の大手企業が運営していて信頼性が高い
- 最安値の航空券が見つかりやすい
エアトリは日本企業が運営しており、日本人のユーザーに合わせた使いやすいサイトデザインになっています。

検索や予約がスムーズに行えるので、初心者でもストレスなく操作できるでしょう。
バンクーバーのワーホリで航空券を安く買う方法
航空券をなるべく安く買うには、以下の5つのポイントが重要です。
- 価格が安い時期を狙う
- 平日便を狙う
- LCC(格安航空会社)を利用する
- 複数の検索サイトで比較する
- 出発の3〜6ヶ月前に予約する
それぞれ詳しく解説していきます。
価格が安い時期を狙う
航空券を安く買うには、価格が安い時期を狙うのが重要です。
例えば、日本からバンクーバーに渡航する場合、安い時期は1月後半〜2月、10月〜11月です。
この時期は旅行の需要が低いため、航空券の価格が下がりやすい傾向にあります。
一方、7月〜9月の夏休み期間や年末年始などは価格が上がりやすいので注意が必要です。
航空券の価格をできるだけ安く抑えたいなら、1月後半〜2月、もしくは10月〜11月あたりを狙うといいでしょう。
平日便を狙う
航空券を安く買うコツとして、平日便を狙うのも1つの方法です。
その理由は、1週間の中でビジネスや観光のピークは週末周辺に集中しており、平日は利用者が少なくなるからです。
特に火曜、水曜、木曜の便は比較的安価な価格帯が多くなります。
出発日を柔軟に調整できるなら、平日を狙うと航空券代を安く抑えられるでしょう。
LCC(格安航空会社)を利用する
LCCを利用するのも航空券を安く抑える方法の1つです。
LCCは機内食や受託手荷物などを有料オプションにすることで航空券代を安くおさえています。
日本からバンクーバーまで運航しているLCCは「ジップエア(ZIPAIR)」。
最安値だと片道3万円台から予約可能です。
ただし、機内食や受託手荷物などのオプションが必要な場合は、別途費用がかかるため注意してください。
複数の検索サイトで比較する
複数の検索サイトで比較するのも、航空券を安く抑えるコツです。
複数の検索サイトで比較すると、最安値の航空券を効率よく見つけられることがあります。
航空会社や旅行代理店、検索サイトによって取り扱う料金プランや手数料が異なります。
そして、各検索サイトは提携している航空会社や代理店に違いがあり、それぞれ独自のプロモーションや割引が適用されることもあるのです。
複数の検索サイトを比較すると、自分の条件に合う航空券を見つけやすくなるでしょう。
出発の3〜6ヶ月前に予約する
航空券は出発の3〜6ヶ月前に予約すると安くなる傾向にあります。
それは、航空会社が「早期割引運賃」として安価な座席を一定数用意し、早めに予約してもらうことで安定した収益を確保したいからです。
一方、出発日が近づくにつれて空席が少なくなると、需要が高まり価格が上昇します。
なので、早めに予約しておくのがおすすめです。
航空券は予約する時期で価格が大きく変動するため、いつ予約するのかが大切です。
ワーホリで航空券は片道・往復どちらを買うべき?
ワーホリで航空券は片道と往復どちらを買うべきか、悩みますよね。
結論から言うと、どちらでも問題ありません。
これは人によって最適な選択肢が異なるからです。
例えば、片道航空券は帰国日を決めなくていい反面、入国審査で資金証明を求められるリスクがあります。
ちなみに私は片道航空券で渡航しましたが、資金証明の提示は求められませんでした。
一方、往復航空券は片道に比べて割安、かつ入国審査をスムーズに進められるといったメリットがあります。
しかし、帰国日を変更したくなった場合、帰国便をキャンセルする手間がかかったり、払い戻しできなかったりします。
- 帰国日が未定の人
- 帰国前に他国を周遊したい人
現地で生活しているうちに、滞在を延長したり、別の国を旅行して帰国したりするケースもよくあります。
帰国するタイミングを柔軟に調整したい方は、片道航空券だけ購入する方がいいでしょう。
- 入国審査が不安な人
- 帰国日が決まっている人
入国審査官から不法滞在を疑われないか心配な方は、往復航空券を購入するのがおすすめです。
しかし、十分な資金を持っていることを証明できれば問題ないので、そこまで心配する必要はありません。
また、帰国日を変更する予定がないなら往復航空券を買ってもいいでしょう。
最終的には自身の計画に合わせて選んでください^^
まとめ|航空券をお得に購入して費用を抑えよう!
バンクーバーのワーホリで航空券代を安く抑えたいなら、ジップエア(ZIPAIR)がおすすめです。
また、以下の格安航空券の検索サイトで比較することも、安い航空券を探すコツになります。
航空券は価格が安い時期を狙い、3〜6ヶ月前に予約しましょう。
また、航空券は価格だけを重視して予約するのではなく、機内食や受託手荷物など、自分に必要なオプションも含めて総合的に判断することが大切です。
なお、バンクーバーワーホリで必要な準備を知りたい人は、【期間別】バンクーバーワーホリに必要な準備を4ステップで徹底解説!をご覧ください。


