【ワーホリ】バンクーバーのシェアハウスのメリット・デメリットと探す手順
「シェアハウスで生活するイメージができない……。」
「バンクーバーではどうやって家を探すの?トラブルに遭わないか不安。」
バンクーバーへワーホリに行く方で、シェアハウスの実態や具体的な探し方に不安を感じている方も多いでしょう。
この記事では、バンクーバーでシェアハウスに住むメリット・デメリットや、探す手順を解説します。
トラブルなくワーホリ生活を送れるよう、事前にシェアハウスについて理解しておきましょう。
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シェアハウスとは「家を複数の入居者とシェアする」スタイル
シェアハウスは、1つの家の中に複数の入居者が暮らす滞在スタイル。基本的にキッチンやシャワー、トイレなどの設備は共用です。
また、シェアハウスの中でも部屋のタイプには以下の3種類があります。
- プライベートルーム:自分専用の部屋
- リビングシェア:リビングをカーテンで仕切った空間
- デン:物置を部屋として貸し出し、寝るだけの空間
日本では一人で部屋を借りる「一人暮らし」が主流です。しかし、バンクーバーで同じように一人暮らしをすれば、家賃だけでも20万円前後がかかってしまいます。
そのため、長期間滞在する留学生やワーホリの人たちは、シェアハウスに暮らすのが一般的です。
シェアハウスのメリット3選
ワーホリでシェアハウスに滞在するメリットは以下の3つです。
- 生活費を安く抑えられる
- ホームステイに比べて家のルールが少なく自由度が高い
- 多くの人との出会いや交流が生まれやすい
生活費を安く抑えられる
シェアハウスは一人暮らしと違い、家賃や光熱費といった固定費をルームメイトと分担するため、生活費を抑えられます。
また、バンクーバーのシェアハウスは家具や家電が備え付けであることが多く、初期費用がほとんどかからないのも魅力です。
生活費を抑えれば貯金ができ、旅行に行く機会も増やせるでしょう。
ホームステイに比べて家のルールが少なく自由度が高い
ホームステイでは門限があったり、帰宅時間をホストファミリーに伝える必要があったりと、ルールに縛られやすい側面があります。
シェアハウスにはそのようなルールがないため、門限等を気にする必要がありません。
また、ホームステイは食事や洗濯回数が決められている一方で、シェアハウスは自由に行えるのが魅力です。
気を遣わず自由に生活したい方にとっては、シェアハウスが最適だといえます。
多くの人との出会いや交流が生まれやすい
シェアハウスは、複数の入居者が同じ家で暮らす滞在スタイルのため、交流が生まれやすいのが利点です。
例えば、リビングで他の入居者と同じタイミングで会うと、自然と会話が生まれます。お互いに生活に役立つ情報を教え合えたり、仕事を紹介してもらえたりすることもあるでしょう。
また、多国籍のシェアハウスに住めば英語を使う機会が増え、上達にもつながります。
ただし、入居者によっては仕事が忙しく、ほとんど家にいないこともあるため、必ずしも全員と交流できるわけではありません。
シェアハウスのデメリット3選
次に、シェアハウスに滞在するデメリットは以下の3つです。
- 生活音が気になることがある
- 入居者同士でトラブルが発生する可能性がある
- 防犯面で不安を感じることがある
生活音が気になることがある
シェアハウスでは同じ家に複数の入居者が暮らすため、生活に伴う音が気になることがあります。
例えば、リビングシェアではカーテンで仕切られているだけなので、隣の入居者の生活音がすべて聞こえてくるでしょう。
寝ている時間に生活音が聞こえてくると、神経質な方にとっては気になるかもしれません。
静かな人ばかりであれば問題ありませんが、騒音を立てる人がいればストレスになる可能性があります。
入居者同士でトラブルが発生する可能性がある
シェアハウスでは入居者を選べません。生活リズムが異なることはもちろん、中にはルールを守れない人も稀にいます。
以下は、実際にバンクーバーのシェアハウスであったトラブルの事例です。
- 夜中に料理を始めて騒音や匂いを放ち、入居者同士でもめた
- 掃除は当番制にしていたが、行わない人がおり苦情が出た
- 無断で友人や恋人を何度も宿泊させ、ルールを守れなかったため退去させられた
シェアハウスは入居するまでどんな人が暮らしているのかわかりません。トラブルを未然に防ぐためには、内覧時に他の入居者について聞いておくことが重要です。
防犯面で不安を感じることがある
同じ家の中に他の入居者もいるため、私物が盗られるのではないかと不安に感じる方もいます。
特にリビングシェアの場合、カーテンを開ければすぐに部屋に入れるため、プライバシーがない状態です。
物を盗む人は少ないとはいえ、貴重品等を机の上などの見える場所に置いておくのは危険です。
貴重品は常に肌身離さず持っておくか、鍵付きのスーツケースの中に入れておくなど、徹底した管理が必要になるでしょう。
バンクーバーのシェアハウスの費用相場
バンクーバーのシェアハウスの家賃相場は、光熱費込みで600〜1,000ドル(約6.7万〜11万円)です。
立地と部屋のタイプによって、家賃の価格は大きく変動します。
例えば、ダウンタウン(都市の中心部)に近いほど家賃は高くなり、バーナビー、リッチモンド、サレーといった郊外地域になれば、家賃は低い傾向にあります。
また、部屋のタイプは「個室→リビングシェア→デン(物置部屋)」の順に家賃が安くなる傾向です。基本的にプライベート空間が少なくなる、または部屋が狭くなるにつれて家賃が下がります。
シェアハウスを探す際は、立地と部屋のタイプのバランスを意識することが重要です。
バンクーバーでシェアハウスを探す手順
バンクーバーでは、賃貸サイトを使って物件を探すのが一般的です。
- 手順①:賃貸サイトで物件を探す
- 手順②:気になる物件に内覧を依頼する
- 手順③:複数物件を内覧・比較する
- 手順④:気に入った物件に住みたいことを伝える
手順①:賃貸サイトで物件を探す
バンクーバーでは、主に以下の賃貸サイトで物件を探せます。
- Jpcanada:日本人向けの情報が掲載されている掲示板
- Craigslist:カナダ全土で使われているクラシファイド
- Vancity Room:BC州専用の部屋探しサイト
JpcanadaやVancity Roomは日本人向けの物件が中心のため、ルームメイトも日本人の場合が多くなります。
掲載されいている物件は、即日入居可能な部屋や翌月から入居可能な部屋が多く、およそ1か月前から探し始めるのが理想です。
ほぼ毎日情報が更新されるため、頻繁にチェックしましょう。
手順②:気になる物件に内覧を依頼する
賃貸サイトで気になる物件は、メールまたは問い合わせフォームから連絡します。
オーナーが物件を掲載していることが多く、直接やり取りすることになるでしょう。
問い合わせする際は、以下の内容を記載するのがおすすめです。
- 簡単な挨拶
- 何のビザで滞在しているか(例:ワーキングホリデービザ)
- いつまでバンクーバーに滞在する予定か
- 物件の内覧がしたい意思
- 内覧の希望日時
連絡するとオーナーから返信が来るので、お互いの都合の良い内覧日時を調整します。
手順③:複数物件を内覧・比較する
できれば1つではなく複数の物件を内覧し、比較検討してください。
なぜなら、最初は物件の良し悪しや相場感がわからないためです。
また、各物件の内覧をできる限り近い日時にすることをおすすめします。
例えば、1つ目と2つ目の物件の内覧が1週間ほど空くと、その間に1つ目の物件が埋まってしまうかもしれません。
特に人気物件はすぐに埋まるため、スピード感を持って物件を探すことが重要です。
手順④:気に入った物件に住みたい意思を伝える
複数の物件を内覧し、気に入った部屋が見つかったら住みたい意思を伝えます。
お互いが合意すれば契約に進むので、契約書に書かれている家賃や入居ルールなどを確認し、問題なければサインしましょう。
オーナーにデポジット(敷金)と初月の家賃を支払い、入居の準備を進めれば、後は入居するだけです。
バンクーバーでシェアハウスの内覧時に確認すべきこと
バンクーバーのシェアハウスでトラブルを未然に防ぐためには、内覧時に不明点を確認しておくことが重要です。
- 部屋や共有スペースの設備
- 家のルール
- 家賃に含まれるもの
- デポジットの金額
- テイクオーバーの有無
- 最低入居期間
- 入居者がどんな人か
部屋や共有スペースの設備
内覧時は部屋の広さや清潔さ、共有スペースの設備などを確認しましょう。
賃貸サイトに掲載されている部屋の写真は広角で撮られていることがあり、実際はイメージより狭いことも少なくありません。
また、新築時やリノベーション直後の写真を載せていることも多いので、清潔感などは実物で確認する必要があります。
部屋が散らかっていたり、ハエが部屋中を飛んでいたりすると、あまり掃除をしない物件の可能性があるでしょう。
共有スペースとなるキッチンやシャワー、トイレの設備にも問題がないか、内覧時に確認しておくことが重要です。
家のルール
シェアハウスは各物件ごとに独自のルールが決められています。
例えば、掃除の当番やシャワー・キッチンの使用時間などです。
中には「同じ家に高齢の母親が住んでおり、シャワーは騒音が発生するから19時以降は使用しないで欲しい」といった物件もありました。
夜遅くまで仕事をする方にとっては、気を遣うことになるでしょう。
共有スペースの使用時間や夜間の騒音は、トラブルのもとになりやすいため、事前に家のルールは確認しておくことが重要です。
家賃に含まれるもの
バンクーバーのシェアハウスでは、家賃に水道光熱費・インターネット(Wi-Fi)料金が含まれていることがほとんどです。
しかし、これらの費用が別々の物件もあります。
例えば、家賃600ドルと書かれていても、別途光熱費やインターネット料金がかかるといった具合です。
無駄な出費を増やさないためにも、家賃に何が含まれるのか確認しておきましょう。
また、洗濯機や乾燥機がコイン式のところもあるため、併せてチェックすることをおすすめします。
デポジットの金額
デポジットとは、日本の賃貸でいう「敷金」のようなものです。
契約時にオーナーに支払い、壁や設備の破損、家賃滞納の際に修繕費や補填金として使われます。退去時に問題がなければ、全額返金されるのが基本です。
デポジットの金額は、家賃の半分であることがほとんどですが、支払う金額の認識を合わせるためにも事前に確認しておきましょう。
テイクオーバーの有無
テイクオーバーとは、前の入居者が使用していた家具や家電を引き継ぐことです。
多くのシェアハウスでは、家具や家電が備え付けられており、入居者はそれらを買う必要はありません。
しかし、前の入居者が家具や家電を購入して残していた場合、買取金を前の入居者に支払うことになります。
不要なものまで買わされたり、次の入居者がいない場合に金額が戻ってこなかったりといったトラブルになりやすいのがテイクオーバーの仕組みです。
最低入居期間
バンクーバーのシェアハウスでは、最低入居期間が決められているところが多くあります。
1か月のところもあれば、3か月、6か月のところもあり、物件によってさまざまです。
例えば、最低入居期間が3か月だった場合、それより早く退去することになればデポジットが返金されません。
サイトに掲載されいている情報には書かれていない可能性もあるため、内覧時に確認しておきましょう。
入居者がどんな人か
可能であれば、内覧時に入居者に会って少し挨拶をしてみるのをおすすめします。
住み始めてから人間関係でトラブルが発生するのを防ぐために、どんな人なのかを確認しておくことが重要です。
ただし、他の入居者は仕事や学校でいないことがほとんどなので、オーナーに入居者はどんな人なのか尋ねてみると良いでしょう。
まとめ:シェアハウスのトラブルを防ぎ、安心してワーホリ生活を送ろう!
最後にバンクーバーでシェアハウスを探す手順をまとめます。
- 手順①:賃貸サイトで物件を探す
- 手順②:気になる物件に内覧を依頼する
- 手順③:複数物件を内覧・比較する
- 手順④:気に入った物件に住みたいことを伝える
シェアハウスを探す際は、必ず内覧に行くこと。内覧で不明点を明確にしておくことが、トラブルを未然に防ぐために重要です。
- 部屋や共有スペースの設備
- 家のルール
- 家賃に含まれるもの
- デポジットの金額
- テイクオーバーの有無
- 最低入居期間
- 入居者がどんな人か
今回解説した内容を参考に、安全なワーホリ生活を送りましょう。


